ダイエット中の「脂質」について大雑把に解説

脂質は1gあたり9kcal

脂質は、他の栄養素である糖質やタンパク質と比べて、カロリーが高い特徴があります。その理由は、1グラムの脂質が約9キロカロリーのエネルギーを提供するからです。（その他の最大栄養素である糖質は4kcal、タンパク質も4kcalとなっています。）

例えば、バターや油で揚げた食品を考えてみましょう。これらの食品は高脂肪であり、少量でも多くのカロリーを含んでいます。1グラムの脂質が約9キロカロリーに相当するため、油で揚げた食品はカロリーが急増します。

脂質の注意点としては調理用の油でも油断をしているとうっかり高カロリーとなってしまい、体重増加やダイエットの妨げとなる可能性があることです。

ダイエット中に摂らないほうが良い脂質の種類

トランス脂肪酸

トランス脂肪酸は、加工食品や一部の飲食店で使用される植物油の加工過程で生成される脂肪です。これらの脂質は、コレステロールを上昇させ、心臓病や他の健康問題のリスクを高めることがあります・・・パッケージの栄養成分表示で「トランス脂肪酸」として明示されている場合や、食品の成分リストに「部分的に水素化された油脂」「ハイドロゲナイズドオイル」などと表示されることがあります。

身近なところだとマーガリンなんかに使われることが多いのでダイエット中は特に避けたほうが良いですね！

ダイエット中にオススメな脂質

オメガ-3脂肪酸

ダイエットにはとても有効です。オメガ-3脂肪酸は、サーモンやマグロのような魚、チアシード、亜麻仁、くるみなどに多く含まれています。これらの食品を摂取することで、心臓の健康を促進し、炎症を抑える効果も期待できます。

アボカド

これはよく知られたスーパーフードです。アボカドには健康的な脂質である単不飽和脂肪酸が含まれており、満腹感を高める助けになります。さらに、食事中の栄養素の吸収をサポートする役割もあります。サラダやスムージーにアボカドを加えて、満足感を得ることができます。

ナッツ類

ダイエット中でも手軽に食べられるおやつとしておすすめです。アーモンド、ピスタチオ、くるみなどのナッツ類には、健康的な脂質、食物繊維、タンパク質が豊富に含まれています。ただし、適量を守り、カロリーには注意しましょう。

オリーブオイル

シンプルで美味しいオリーブオイルは、料理の味付けや調理に最適です。単不飽和脂肪酸を含んでいるだけでなく、ビタミンEも豊富に含まれています。サラダのドレッシングや料理に使って、美味しく健康的な食事を楽しむことができます。

これらの脂質をバランスよく摂取することで、栄養バランスのとれたダイエットを実践することができます。もちろん、個人の目標や基礎代謝、体質に合わせて摂取量を調整することも重要です。自分に合った食事プランを立てることが大事です！

まとめ

いかがでしたかダイエット中は高カロリーである「脂質」を抑える人も多いですが反対に脂質を見方につけると脂肪を溶かしてくれる大事なパートナーとなります。見方につけるか敵になるかはあなた次第！

しっかり脂質を見方につけてダイエット・ボディメイクをがんばってくださいね。